欧州中銀、金利据え置き各国に「出口戦略」要請 先物取引
欧州中銀、金利据え置き各国に「出口戦略」要請
2009/07/02 22:51
【ロンドン2日共同】欧州中央銀行(ECB)は2日、ルクセンブルクで理事会を開き、主要政策金利を現行の年1・0%に据え置くことを決めた。据え置きは2カ月連続。ECBは金融緩和策の軸足を利下げから資金供給などに移しており、金融市場では「政策金利は当面1%で据え置かれる」との観測が広がっている。トリシェECB総裁は理事会後の記者会見で域内各国に対し、危機対応で拡大を続ける財政政策について「断固とした出口戦略を準備すべきだ」と主張。一段の金融緩和策に関しても慎重な姿勢を示したが、ユーロ圏経済の回復の足取りは重く、政策を正常化する時期や道筋は不透明だ。6月24日に期間1年で4422億4050万ユーロ(約60兆円)の資金を供給したことに関し、トリシェ総裁は「大成功」と語った。9月以降の公開市場操作で同様の資金供給を行うかは「決めていない」とした。今月6日からは住宅ローンなどを裏付けとして金融機関が発行した最大600億ユーロの債券購入を開始する。
【共同通信】
